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日本の原風景を守る

Posted by やまのももんが On 5月 - 27 - 2013 Subscribe here

  日本家屋には杉の木材が建材として多様されます。この杉の産地は各地にあります。そして山形県の金山町も有名な杉の産地のひとつです。

 土地柄、自然の豊富な山形住宅には、昔から木材がふんだんに使用されています。その中でもこの金山杉を使用した日本家屋は、外観を目で見て楽しめる美しさがあります。

 金山杉の特徴は、木目が細やかで美しいことです。それは雪深く厳しい冬の気候のもとで育つためです。通常の杉より生長するのに時間を要してしまいます。ゆっくりと時間をかけて育つ金山杉の年輪は緻密で均一に刻まれています。材質が強靭である為、寸法取りに狂いが生じにくい特質から、住宅の建材として認められてきました。

 金山町では「金山街並み景観条例」があり、地域風土に適した住宅の形を守るよう推進が進められています。

 金山住宅の特徴として、しっかりとした切妻屋根と雪化粧されたような漆喰の白壁、金山杉による下部板があげられます。壁に張られた板は柿渋色に染まり落ち着いた雰囲気を醸しだしています。それとは相反するようにして際立つ眩しい程の白壁は、金山杉に息吹を与えているようです。暫くの間眺めていたくなるような、芸術的姿を持つのが金山住宅のすばらしいところです。

 室内においてもふんだんに金山杉が使用されています。木のぬくもりに包まれた温かな空間は安らぎを与えます。

 新しいものを求める貪欲さも大切ではありますが、日本には、金山住宅のように日本の風土と気候に合わせて大切に作られてきた住宅が、各地に残っています。こういった住宅のある街並みや景観を少しでも多く保存して、大切に受け継がれていくことが、これからは必要なのではと思います。

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